先月も定例の「安全パトロール」に参加してきました。
今回は、土木現場・建築現場・住宅の現場をパトロールしました。
お蔭様で大きな指摘事項はありませんでしたが、軽微な指摘事項もあり、是正をお願いしました。
ハインリッヒの法則(※)の通り、大事故につながる軽微な事故を防ぐことが重要であり、
現場でのKY活動(危険予知活動)、安全パトロールも重要と考えています。
労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則。
1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、
さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、
いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。
今月も安全第一、無事故無災害を目指したいと思います。
今回のパトロールでは、解体工事現場が2件ありました。
最近は大気汚染法の法令が厳しくなり、アスベスト改正法にともない規制対象となる
化粧スレート屋根、窯業系サイディング材、ケイカル板石綿含有仕上げ塗材に含有されるアスベストの
検査、除去が義務付けられています。
その結果除去費用の増加や工期の長期化など、解体工事が前に比べて難しくなっている実感があります。
▼ 県営桜ヶ丘団地除去工事
諏訪市茶臼山の県営桜ヶ丘団地の現場です。内装の撤去が終わり、躯体解体に入る段階です。
1・2階に繋がる配管保温材の含有アスベスト除去をしています。
地中配管の撤去も始まりました。
▼ 倉庫解体工事
この現場も屋根スレート材含有アスベストの除去をして、解体します。
当社は解体工事を数多く請け負っていますので、
解体についてのご相談は気軽にしていただければ幸いです。