みなさまこんにちは。
今年の冬は雪が多く弊社も大雪の日は県道、市道の除雪に大型ペイローダーで出動しました。
生活道路を安全に通行していただくため、夜中から仕事をし、大変ですが地域のために貢献できることはやりがいある仕事です。
最近は大変暖かくなり雪の心配がなくなりました。いよいよ春の到来というかんじでしょうか。
さて、少し前の話ですが1月29日に「諏訪湖シャボン普及会」の総会があり出席をしてきました。
活動の集大成としての絵本のお披露目をし、会を発展的に解散をするという節目の総会でした。
私もこの団体で10年前に代表を務めさせていただき、最近は活動から遠ざかっていましたので、当時のメンバーとお会いして大変懐かしかったことと、諏訪湖浄化にひとつの足跡を残したことを確認し感動した総会となりました。
当時、私達は廃油から石鹸を作るという活動をしていて、てんぷら油の回収をし、松本の共立学舎や諏訪の「さざなみの家」の生徒さんに協力いただき、製品にしていろいろなお店で販売を手伝ってもらいました。
当時はちいさな活動で大変でしたが、多くのメンバーや市民の協力を得て楽しい活動でもあったと思います。お世話になった皆様に改めて感謝申し上げます。
この団体の活動は終了しましたが、諏訪湖浄化は続けていくことが私達の責務と思っています。
弊社もアダプトプログラムにて、諏訪湖畔の清掃を続けていきたいと思いますし、個人としても、地区の清掃などでお手伝いをしていきたいと思っています。
今月はだいぶ暖かくなってきましたので、諏訪湖畔のウォーキングを楽しみに仕事をしていきたいと思います。
総会風景です。
長野日報の配信記事
社会諏訪湖浄化の思い絵本に 「シャボン普及会」近く解散
諏訪湖浄化に取り組む市民団体「諏訪湖シャボン普及会」は、発足から15年間の活動の集大成として、絵本「諏訪湖シャボンものがたり」(編集協力・長野日報社)を刊行した。子どもたちにも分かりやすく会の活動を伝えようとまとめた絵本。同普及会は近く解散する方針で、古屋了代表(52)=諏訪市諏訪2=は「子どもたちに会員の思いを残したい。環境教育に役立ててほしい」と話している。
同普及会は1997年に発足した。諏訪湖の汚染原因を探る中で台所から流される食用廃油に着目。廃油を使ったせっけん作りを始め、諏訪湖浄化への意識啓発に取り組んだ。会の思いを次世代に伝えようと、2年ほど前から絵本作りを開始した。
絵本は、諏訪湖のそばに住む男の子「こうた」が主人公。母親が始めた食用廃油から「諏訪湖シャボン」を作る活動などを通して、汚れた諏訪湖を30年かけてきれいな水に戻そうとした取り組みを紹介している。物語は同普及会が考え、諏訪中学校読み聞かせボランティア「Senの風」の協力で、より子どもたちに分かりやすい文章に直した。絵は絵本作家・むらたゆりさん=茅野市湖東=に依頼した。
24日に行った会見で、古屋代表は「主人公の男の子は普及会の若手男性の子どものころの姿で、その母親は会を育ててきた会員の主婦の皆さん」と絵本のイメージを説明。前代表の久住鐶さん(81)=諏訪市中洲=は「子どもたちには、汚れた諏訪湖をきれいにするのに30年かかったことを、大人になっても忘れないでほしい」と話した。 同普及会は「諏訪湖の汚染の主な原因が生活雑排水だったころから時代とともに原因も変わり、会の一応の務めは終わった」と解散の理由を説明した。
絵本はA4変形サイズ、40ページ。1000部作った。会員に配布するほか、諏訪市内7小学校に各50部、諏訪地方6市町村の図書館に各1部を寄贈する。希望者には1部1000円で、同市清水3の福祉作業所「さざ波の家」などで販売する。