ふれあい高島(旧茅野病院)の解体が始まりました

今月は諏訪市発注のふれあい高島解体工事の報告です。

諏訪市民の人は覚えているかと思いますが、昭和60年代まで市役所近くに茅野病院という内科の入院もできる

大きな病院がありました。

その後茅野先生が引退され諏訪市に建物を寄付、「ふれあい高島」の名称でボランティア団体や

シルバー人材センターの事務所に貸し出しをしていましたが建物の老朽化に伴い今年解体となりました。

 私もご縁があり茅野先生の長女が城南小学校の時の同級生で、病院事務長の息子がやはり同級生で仲良く、

秘密基地を作り真空管や電子部品を集めてラジオやアンプを作ったことを覚えています。

同級生の親の病院ということで子供時代は風邪の治療によく通った記憶があります。

又ふれあい高島の時は「シャボン普及会」という手作り石鹸のボランティア団体の事務局が間借りしていて、会員として

よく会議や石鹸の製造に顔を出した建物でもあります。

今回解体というお仕事をいただきご縁を感じた次第です。

 

工事は既に始まっていますが、現在鉄骨や壁に付いている廃石綿(アスベスト)の撤去をしています、

飛散しますと健康被害の出る物質ですので、建物内を専用のビニールシートにて囲い

専用の集塵機(アスベストをフィルターで除去できるタイプ)にて建物内の圧力を下げ、外部に飛散しないようにしてから、

手作業にて剥ぎ取って梱包しています。

作業員も防塵マスクと専用の上下一体型作業衣にて厳重に防護して作業をしています。

 

この作業が終わりますと、大型重機にて解体作業が始まる予定です、

地元の皆様にはしばらくご迷惑をお掛けしますが、安全作業に心がけたいと思いますのでご協力をお願いします。

土地の後利用は未定のようですが、地域のためになる利用方法になることを祈念したいと思います。

 

1 全景

 

2 1階アスベスト撤去前の状況

 

3 ロビーの様子

 

4 アスベスト撤去後