先月5月12日、16日、17日と下社御柱祭建て御柱に社員7名で奉仕作業をしてきました。
無事事故なく終了し、立派にフィナーレが飾られ地域に奉仕できましたことうれしく思います。
そもそも、御柱は山出し里引きとも担当地域の氏子の奉賛会が中心となり、各地区より曳き子が参集し奉仕していきます。
上諏訪地区担当の秋宮一の柱も基本的には同じですが建て御柱だけは毎回諏訪市建設業協会21社が請負い、12日の準備、16日建て方、17日の片付けと総勢約100名が協力する仕組みとなっています。
今回当社も私を含め7名の社員で参加させいていただき奉賛会からも80名を超える氏子に協力いただきました。
12日の準備は曳き建て用ワイヤーを通すための仮設足場の設置、補竿といい御柱がある角度まで傾斜するまでに利用していく補助柱に金車(滑車)とワイヤーをつけ、クレーンにて建てます。
又ワイヤーを巻く車地の設営、揺れ止めのワイヤーやロープを縛る木の養生なども行いました。
16日当日の建て御柱は御柱の角度が直接引っ張る位置にくるまで、補竿を利用し、ある角度からは、ワイヤーを巻きつける車地を巻いて建てていきます。
私は御柱に巻いたロープの一本(よつ)を担当し御柱が振れないよう大木の根元に巻きつけたロープを曳いたりゆるめたりする作業を手伝いました。
建て御柱の乗り手は、奉賛会の氏子が担当しますが協会からは5名が乗り手となり、建て終わったあとの、ロープやワイヤーの撤去、乗り手が足を乗せる通称足場を取り払う最後の仕事仕舞いをします。
当日は当社からも若手社員が乗り手となって仕事をしてくれました。
本人曰く、「緊張して大変疲れました」とコメントいただきました、良い経験となったようです。華やかにみえる御柱もこのように裏方があってこそのお祭りと感じました。
奉仕は3回目の経験でしたが、協力いただいた社員に感謝申し上げ次回7年後も社員と参加できれば幸いです、
皆様ご苦労様でした。
12日準備 ワイヤー等の道具を用意。 ワイヤーを通す仮設足場を設営。
補竿に道具を取り付ける当社社員。 補竿の上の当社社員、がんばっています。
同じく補竿の準備です。
16日当日 建て御柱の始まりです。 乗り手が一斉におんべを振ります。
「よいとー巻け、よいとー巻け」の掛け声 無事建て方終了 お疲れ様でした
と共に車地を巻いていきます