大町に国宝あり

ネットニュ-スで気になる話題を目にしました🤔

「上田諏訪連絡道路」

資料画像

現在の上田~諏訪間は、かつての ”中山道最大の難所” 和田峠を越えていくル-トですが、

新たに ’山岳地帯をつらぬく新高速道路”

⇒「上田諏訪連絡道路」の計画が持ち上がっているそうなのです!!

ふうむ・・ 地図を見るとル-ト自体は今とほぼ同じ

ということはつまり、本当に高速道路用のトンネルを新たに掘るということかあ👀

こいつは壮大な計画ですぜ ダンナ!!

この道路が実現すれば、諏訪地域の人たちにとって縁遠い東信地域がぐっと身近に

まっ 東信のみなさまにとっても諏訪地域が縁遠いのは同じでしょうな

いやあしかし、こいつは実現するのかなあ・・

まずは「中部横断自動車道」が長坂ICまで開通すると、東信も断然行きやすくなるんだが・・

 

長野県の国宝といえぱ「善光寺」「松本城」が二大柱なのですが、他にも色々とあります。

その内の一つ 「仁科神明宮」という神社があることはなかなか知られていない・・

娘を長野市まで送り届ける道中、たまたまここを知って寄ってみることに・・

 

アクセスは良好

安曇野ICから大町へと続く道を進むと、まもなく到着

 

静かな境内 社務所の横を通り石段を登ると・・

 

おお! 雰囲気あるなあ

それでどれが国宝かというと・・

 

社殿のうち「中門」「釣屋」「本殿」この三つが国宝なのですね👍

詳しくは👇

 

日本最古の神明造(国宝)

神明造の建築物としては、わが国で唯一の国宝である。

本殿は、桁行3間、梁間はりま2間、神明造、桧皮葺ひわだぶき。中門(御門屋みかどや)は四脚門、切妻造、桧皮葺。

釣屋つりやがこれらを連結している。

ともに寛永13年(1636)の造営で、江戸時代初期の端整な建築である。

神明造の建築物としては、わが国で唯一の国宝である。

創祀そうしについては不明だが、平安時代に遡ると考えられている。

仁科神明宮HPより

 

この ”神明造” というのがポイント

これがどういう造りかというと、簡単に説明できるのが

 

 資料画像

大相撲中継でおなじみ 国技館の釣り屋根が ”神明造” なんですね

 

国宝の中門から本殿に近付くことはできません

少し離れた場所からの見学になります🤔

 

反対側にきました

神明造のポイントは両端の木がVの字に突き出している所かなあ・・

あと屋根の頂上部に短い材木が並んでいる所かあ・・

おっ 調べましたらVの字に突き出している木を「千木」

屋根の上に並んでいるのが「鰹木」というそうです

 

2022年11月29日の記事で、長野県の国宝について整理していました。

長野県に存在する国宝は全部で10

確認したら、仁科神明宮を見学させていただいたことで、

不肖小松 9つを制覇

残りの一つがこれです👇

 

サンリツ服部美術館HPより

紙本墨画寒山図

諏訪市のサンリツ服部美術館さんが所蔵しているのですが、常設展示ではない

前回の展示が2019年

次はいつ公開されるか・・

公開されても見逃しそう💧            小松 明