江戸総鎮守

前回の記事で ”全国あちこち小学校150周年問題” を取り上げた所、

東京在住の友人から ”私の出身小学校は昨年150周年だった”

こういう話を聞きました!

ば、ばかな・・

なぜなら日本で最初に開校したのが、現在の筑波大学附属小学校

1873年=明治6年に全国で小学校が一斉に開校しているのですが、

その中でもいち早く1月15日に開校

つまり、昨年150周年ということは、これよりも一年早い1872年(明治5年)に

開校していなければならないはず・・

そんなはずはない うううむ・・

その友人の母校の学校のことをウィキペディアで調べたら、開校=1873年5月

やっぱり筑波大学附属様より遅い なのになぜ昨年150周年 うううむ・・

おっ そういうことか 突然ひらめきました❗️

注目したのはウィキペディアの中に掲載されていたこの一文

「2022年 開校150年を迎える」

懸命な読者のみなさまはすでにお気づきでしょう

そう ”開校150年” ⇒ ”150周年” ではないのです!!

年の数え方には 〇〇年目 と 〇〇周年 二つの方法があるのですが、

例えば令和元年に開校したとすると、

開校した年=開校1年目 開校10年目=令和10年

しかしこれを ”周年” で数えると

開校1周年=令和2年 開校10周年=令和11年

つまりこの学校は ”150周年” ではなく ”150年目” を記念としたのですね💖

年齢の数え方に ”満〇〇歳” と ”数えで〇〇歳” この二つがあるのと同じですね

いやしかし 思い切ったことをしましたな

筑波大学附属小学校様が ”150年” のお祝いを、いつやったのかはわかりませんが、

もし今年 ”150周年” をやっていたら・・

それよりも早くお祝いしていたということに😲

まっ こんな心配をするのは不肖小松くらいでしょう

全国各地には同じように ”150年目” でお祝いした小学校が他にもあるんでしょうな

 

東京の話題になったので、ひと月くらい前に行った神田明神様のことを少々

 

神田明神様 行ったことがありませんでした

神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内、旧神田市場、豊洲市場など、108町会の氏神様

江戸総鎮守として、大変歴史のある神社です

 

本殿もさることながら、この赤い山門が素晴らしい💓

ライトアップされるとまた色がね 一層引き立つのですよ👍

 

提灯の横に鎮座されているのは、平将門様

神田明神様の御祭神は三神いらっしゃいまして、

だいこく様=縁結び

えびす様=商売繁盛

まさかど様=除災厄除

この内の ”まさかど様” が、デン!と山門を守っていらっしゃるわけです

 

境内の中に「文化交流館」という建物があって、

ここでお守りやお札、おみやげなどが購入できるわけですが、

展示されていたのがこのデザインマンホ-ル↑

これは素晴らしいデザイン💛

実際にどこかに設置されている ”現役” なのか・・

 

夕闇せまる境内からスカイツリ-が見えました

歴史のあるものと新しいもの 見事に融和しています👏

 

これは御茶ノ水駅

改築工事中でしたが、JR線と地下鉄が交差しているんですね

しかし東京にはやっぱり山がないなあ・・と思う信州人でした💧  小松 明