大八廻りの旅 後編

前回の続きです

上諏訪から岡谷を経由して辰野に到着

そこから北上して松本へ向かいます🚞

 

辰野駅の跨線橋

たいていこういう通路部分には観光用のポスタ-が貼られているものですが、

一枚もないなあ・・

大変スッキリした通路です

 

長野県内中央東線と篠ノ井線区間ではおなじみです。

ブル-の電車とオレンジの電車が並んでいる光景

JR東日本とJR東海、両社の電車が走ります

そして両社の境界の駅では、駅名標も色分けに!

 

辰野発松本行の電車は、色づいたカラマツがきれいな山沿いを快走

 

辰野のお隣 信濃川島駅ではかろうじて ”ご当地駅名板” の撮影に成功

この図柄は何かというと・・

 

「浦の沢が合流する横川川の河床に灰褐色の岩脈が黒色の粘板岩の中を長々と走っています。

この岩脈に直交する方向に、白色の石英脈が15~50cmの間隔で規則的に貫入しています。

これが蛇腹の斑紋を連想させ、しかも水面に出没して横たわっており大蛇のように見えるので、

「蛇石」と呼ばれるようになりました。

「蛇石の如き悌状脈は其存在比較的稀なるのみならず、

学術上より見るも極めて価値あるもの」との趣旨により、

昭和15年(1940年)に「横川の蛇石」として国の天然記念物に指定されました。

 

地元の川島地区には、次のような民話が伝えられています。

横川川の上流で兄弟竜がけんかをし、川が氾濫して下流の村が鉄砲水に襲われそうになりました。

それを母子2匹の大蛇が、自分たちの身を犠牲にして救いました。

それに感心した熊野権現が、この母子を蛇石に変身させ、兄弟竜を二度とけんかが出来ないように、

上流にある大滝に閉じ込めたといいます。

夏はキャンプ地として賑わいをみせ、秋は真っ赤なもみじなどが色づく紅葉が見られ、

冬は雪氷の風景を楽しむことができます。」

-辰野町公式HPより抜粋-

 

そうなんです この図柄は「蛇石」なんですね

これではよくわからないので・・

 

-辰野町公式HPより-

こういう石なんですね へええ これは本当に蛇だなあ・・

実物を見たいと思うものの、不肖小松が妻よりも恐れている本物の蛇がでたら😰

そう思うと=無理だあ💦

 

続いて小野駅

ここには「小野神社」という立派な神社があります

おお 乗降客も結構あるなあ

 

小野から塩尻までは「善知鳥峠」(うとうとうげ)という山越え

トンネルが連続します

そうそう その昔、この区間には「東塩尻」という駅があって、

スイッチバック式だったんですよ

夜、列車すれ違いのために長時間停車することがあって、

ホ-ムやまわりが真っ暗で、子供心にあれは怖かったなあ😓

 

特急「しなの」が見えれば、塩尻に到着

まあ子供の頃はたいそう長く感じた ”大八廻り” も、今乗ればあっという間ですわ

 

松本駅に到着

朝から駅弁屋さんが開店していて流石、松本ですなあ

上諏訪6:16発の電車でふつうに松本にくれば、6:53到着

岡谷と辰野で乗り換えて ”大八廻り” できたら、7:41到着

その差50分

ううん・・50分かあ やっぱ ”モノ好き感” ハンパなし😳

ちなみに ”大八廻り” でも運賃は同じ

小松のごとき ”モノ好き” な方 一度お試しになってください

 

松本駅コンコ-スに大きな書が飾られていました

松本蟻ケ崎高校書道部さん

書道パフォ-マンスの大会で何回も全国優勝をされているすごい学校🥇

むろん字も絵も素晴らしいのですが、文章がね・・

松本城、上高地⇒信州を代表する観光地の松本ですから、

松本にお見えになった観光客のみなさまを歓迎するという文章も ”アリ” だったかと思いますが、

「おかえりなさい」

松本に帰ってきたみなさまを温かく迎える一言

全国各地にお住いの信州出身のみなさま

やはり信州は ”心のふるさと” ですなあ💞            小松 明