米原に泊まる

先月、高知に行った帰り道・・

特急「南風」で高知から岡山に到着 ここで名古屋までの新幹線に乗り換えです🚝

岡山駅新幹線ホ-ムに着きました

私が乗ろうとしていたのは「のぞみ36号」

そこでとんでもない事がおこりました

駅の案内放送で先発の「さくら556号」の案内をしています。

ところがその放送の終了時

「この後にきます、のぞみ36号ですが当駅で運転打ち切りになります。

新大阪までお急ぎのお客様は、さくら556号にご乗車ください」

なんやて❗❗❗ 運転、うちきりいい~

なんか、さらっと放送されたのでコトの重大さをすぐに認識できません🥶

呆然としている所へ「さくら556号」が入線

ええい ともかくこれに乗ろう 新大阪まで行けばなんとかなるだろう

岡山から新大阪まではわずか45分

デッキに立ち、新幹線の運行状況を調べてふたたび・・

なんやて❗ 

「東海道新幹線、運転中の車両が異常信号を感知したため、東京-新大阪間の

上下線全線で運転見合わせ 運転再開の目途立たず」

不肖小松 長きにわたる鉄っちゃん人生の中で、ベスト3に入るピンチ⛈️

再び呆然としている間に新大阪に到着

運転再開を待つ人混みの中で考えます・・

新大阪駅の案内放送は何度も ”運転再開の見通しは立っていない” これを繰り返します

しかし日本人は大したものですな

みな大騒ぎをするわけでもなく、静かに運転再開を待っているんですよ

名古屋駅最終の「しなの」は19時40分

このまま待っていても最終の「しなの」に乗れる保証はない

ううん・・そこで思いつき米原駅周辺のホテルがとれるか検索

おお!「東横イン米原駅新幹線西口」とれるな よし 今日は米原に泊まって明日帰ろう

「米原」ご存知でしょうか 琵琶湖の東側 関ケ原の少し北 京都の次の新幹線の駅

北陸方面へと線路が分岐する交通の要衝

なぜ新大阪や京都ではなく「米原」にしたかというと、切符の払い戻しや明日の切符の手配が

新大阪や京都ではものすごく窓口が混んでいて、大変だろうとふんだのです。

さらに米原から名古屋までは新幹線で30分 明日の帰路の精神的ゆとりが違います。

在来線の「新快速」に乗り込み米原へ向かったら、

京都近辺で併行する新幹線に抜かれたではないですか😲

なんだよお 少し待っていれば運転再開したじゃないかよお

まあいいでしょう すべては ”結果論”

米原に到着して「みどりの窓口」に直行したら、予想どおり空いています👍

実にスム-ズに特急券の払い戻し、明日の切符の手配を終え、ホテルに直行

その後夕飯を食べようとホテルを出て、近くで営業していたレストランへ入りました。

イタリアンのディナ-コ-ス4,000円かあ・・

まあここまで来たらそれもよし🍽️

 

見た事もない前菜 うまいです💞

 

デザ-ト イチゴの味が格別💯

 

次の日の朝、何気にホテルの部屋のカ-テンを開けたら・・

 

おおお! 琵琶湖と対岸の山並みの景色が一望ではないですか👁️

 

これは素晴らしい眺め 昨夜の夕食といい ”ケガの功名” とはまさにこのこと😆

ところで「米原」の読み方なのですが、実に面白いことを知りました。

米原駅の読み方は ”まいばらえき” つまり「原」は濁って読みます

米原市も ”まいばらし” こちらも濁ります

ところが記憶の中で高速道路を運転していた時

「米原IC」⇒これの読み方表記が ”まいはら” と濁っていなかった記憶が・・

まあ見間違いかなと気にもしていなかったのですが、調べたらなんと!

「米原」⇒市と駅は ”まいばら” と濁る

しかしインタ-チェンジとジャンクションは ”まいはら” と濁らない

そんなことあるんかい💨

これは混乱する

米原インタ-から米原駅は、どうやって行けばよいですか?

ああ、まいはらインタ-からまいばらえきですか みたいな

ううん・・地元のみなさんはきちんと使い分けているのかなあ・・

 

翌日は米原から名古屋、そこから塩尻、上諏訪と順調に帰ってきました

「しなの」の車内から木曽の名所 ”寝覚めの床” がよく見えましたよ😀

波乱万丈ながら思い出に残る帰路になりました🎵       小松 明