旧東バル工場跡地

諏訪大社の御柱祭は終わりましたが、これからは ”小宮” と呼ばれる、

それぞれの地域に密着した神社の御柱祭が始まります。

なにしろ諏訪地域では、どんな小さな神社でも御柱の建て替えをしますので、

これはかなりの数になるでしょう・・

不肖小松、この週末は氏子である「八剱神社」の綱打ちに参加してきました。

なぜ ”打つ” というのかはともかく、まあ御柱を曳く綱を作るということですな・・

 

会場は「旧東バル工場跡地」

綱打ちをやる場所としては、諏訪市民の方にとってはもはやお馴染み

「旧東バル工場跡地」=ご存知でない方のため、少々説明をしなくてはなりますまい

かつてこの場所には「東洋バルヴ」さんという、バルヴを製造している会社さんの、

おおきな工場があったのです。

しかし諸事情により工場は閉鎖されることに・・

閉鎖後、大半の建物は解体されましたが、一部分の建物は内部造作を撤去後、

残されたのです・・

結果、広大な空き地と広大な空間を持つ建物が出現しました。

跡地利用については色々と検討をされているようですが、この建物は大活躍

ここがあるからできるといっても過言ではない「諏訪圏工業メッセ」の会場に

さらには・・

 

ご覧のとおり柱や壁もあり、身を隠しながらの銃撃戦にはピッタリの場所

映画「あぶない刑事」では、ここで冒頭の銃撃戦の撮影が行われました

その他プロモ-ションビデオの撮影とか、様々な用途で大活躍👍

そして御柱の綱打ち⇒まさにうってつけの場所なんです!

 

さて、綱打ちですが最初に「すべ縄」と呼ばれるわらの縄を何本かまとめます。

そのまとめたものを三本作ります。

 

この三本を最初によって綱にします

 

その三本の綱をこの車輪のようなもので回しながら、三つ編みにして、

一本の太い綱にするというわけです。

諏訪大社の御柱で使われた綱は、このくらいの太さの綱をさらに三本編み上げる

ということですから、それは太いですわ😲

 

大きな車輪の反対側では、こちらも ”車輪係” が

細い綱を回しながら編み上げていくわけですが、いずれにしろ大変な力仕事

 

出来上がった綱は、こうして飾り台に鎮座されて実際に使用される本番までの間、

様々な施設に ”展示” されるわけです。

この綱は「綿半ス-パ-センタ-諏訪店」さんに置かせていただきました。

お買い物ついでによろしかったらご覧ください。

疲れましたが、地元のオジサマたちとの交流は楽しかったですよ💚

若者も少々イジリすぎたかもしれません ゴメンね💦       小松 明