スケッチ文化宣言都市

昨日は諏訪大社上社御柱祭の抽選式がありました。

諏訪大社上社本宮と前宮、4本づつ計8本ある御柱ですが、

どの地区がどの柱を担当するかをクジ引きで決めるのです。

一方、諏訪大社下社は担当する柱が ”固定” されているので、クジ引きはなし

上社の氏子のみなさんの、このクジ引きにかける熱意は相当なもの

毎回ドラマがあるのですが、昨日のドラマはすごかった!!

長野日報紙面より

地元紙一面には、昨日の結果が大見出しでのります

”ふさわしい柱を” どちらの地区の方もこのようにおっしゃいますが、

やはり一番大きくて立派なのは本宮一の柱

”本宮一を引き当てますように” このように願う地区多数

そして今回、見事本宮一の柱引き当てた豊平・玉川地区の方がすごかった

このクジ引きは、公平性を期すためといいますか、遺恨を残さないためといいますか、

システムが複雑です。

①どの柱をどの地区が担当するかを決めるクジ(いわば本選)

②本選のクジを引く順番を決めるクジ

③本選のクジを引く順番を決めるクジを引く順番を決めるクジ

③⇒②⇒① の順番で、担当する柱が決定するまでに3回クジを引くことまでは解明

じゃあ ”本選のクジを引く順番を決めるクジを引く順番を決めるクジを引く順番” は

どうやって決めているのか・・ここは解明できませんでしたが、

最初にクジ以外で順番を決めないと、ずっと ”順番決めのクジ引き” ですからね。

何か取り決めがあるのでしょう・・

さあそこで豊平・玉川地区の方

③のクジを引いたら「8番」⇒ああ最後の一本かあ・・

そして②のクジを引くといいますか、最後に残った一本を確認したらまたしても「8番」

8⇒8 との流れもすごいのですが、ここからがすごかった!

迎えた ”本選”

他の地区の方が次々と引いていくものの、「本宮一」はでてこない

とうとう最後の一本まで残り、豊平・玉川地区の方がまたしても引くといいますか、

最後の一本を確認した所、最後に残っていたのが「本宮一」🏆

つまり言い方は悪いですが、

”他の地区の方がどれを引こうか迷いながらクジを引いていく中、

最初に「8」のクジを引いた後、何も選択肢がない状況で見ていただけなのに本宮一がきた”

すげえなこの方は🏵

どうすればこんな強運を授かるんでしょうか?

やはり ”日頃の精進” なのかなあ・・

 

正月に長野まで電車で行ったのですが、その帰り

思いつきました⇒ ”小海線経由で帰ろう”

長野から上諏訪は、ふつうに考えれば 長野⇒篠ノ井⇒松本⇒塩尻⇒上諏訪 が一般ル一ト

これを 長野⇒篠ノ井⇒小諸⇒小淵沢⇒上諏訪 で帰ろうというのですから、相当なモノ好き

所要時間は倍以上かかります

しかし ”冬の小海線” 乗ってみてえ

それで来ました長野駅

 

長野から小諸までは、かつて「信越本線」だったル一ト

新幹線開業後は「しなの鉄道」になりました。

 

篠ノ井を過ぎると、いわゆる ”東信” と言われるエリア

東信の方には申し訳ないのですが、諏訪地域の人間にとってはなじみの薄い地域

(まあ東信の方も同じように諏訪地域はなじみがないでしょう)

そして上田駅に到着

上田はむろん戦国武将真田氏で有名なのですが、全国展開するあのホテルチェ一ン

”ル一トインホテル” 発祥の地なのですよ

 

そして小諸に到着

おお いい天気ですなあ🌞

んん?

 

「スケッチ文化宣言都市」これはなんのことだ

調べました

小諸市のホ一ムペ一ジにばっちり掲載されていましたよ↓

 

小諸市は、豊かな自然と歴史的環境に恵まれた詩情公園都市です。

この詩情豊かで四季折々を通じた美しい景観や歴史的文化遺産を後世に引き継ぐことはもとより、

市民や小諸を訪れる多くの人にこれらを「観る」「知る」だけでなく、

「書く」「撮る」「創る」等の創作の場としての提供が望まれています。

あらゆる分野の創作に共通した表現文化の原点である「スケッチ」は、

一人ひとりが持つ感性の表現方法であり、自己実現の手段であります。

小諸市は、「高原に育む活力ある詩情公園都市」であり

多くの創作的活動を受け入れる環境とステージ(舞台)が整っており、

市民のみならず小諸を訪れる多くの人に「スケッチ」の舞台として、

市民が誇りを持って提供することを目指し、ここに「スケッチ文化都市」を宣言します。

 

ふむふむ 要するに ”スケッチ” する環境を整えるということかな・・

私もこうやって写真撮影をしているということは ”スケッチ” をしているんですなあ

そして小海線に乗るべく再び小諸駅構内へ・・

 

小諸駅のホ一ムには、このような柱があるんですね

またこの柱の形が面白い

しかし・・ こいつはホ一ムで電車の撮影をしようとした時、泣くなあ💦

 

小海線ホ一ムのある 4・5番線へ

 

おお 小諸高校書道部かあ

小諸高校は長野県で唯一「音楽科」があって、夏の高校野球長野県大会開会式で

”栄冠は君に輝く” を代表の生徒さんが独唱するのです。

これがいつ聞いても鳥ハダもの🎼

 

小海線ホ一ムにて

この光景いいなあ・・

鉄っちゃんは一般の方にはよく分からない独自の ”スケッチ” をするんですよ😳

小松 明