味百華

今朝出くわした小学生がこんなことを言っていました :::ico95:::

「うちのお父さんが言ってたけど、お菓子は前にきてお金は後ろにくるんだって」

ふふふ・・ この暗号のような言葉

諏訪地域にお住まいの方にはおわかりでしょう ❗

毎年厄年の方が、自分の厄をお菓子やお金に見立てて、これを投げ捨て他の方に拾ってもらう・・

これが諏訪地域に伝わる独特の風習 ”厄投げ” です :::ico17:::

”拾い手” の中心は地域の子供達

私が子供の頃は、みかんを投げるのが主流でしたが、最近はまあお金でしょうな

風習の由来はともかく、子供達にとってはなんだか知らんが臨時お小遣いをGETできるチャンス :::ico55:::

それで冒頭の作戦めいた言葉がでてくるというわけです。

ふふふ・・ ここで久しぶりに私の苦い記憶を語らねばなりますまい :::ico83:::

子供の頃、私も ”拾い手” として地域の神社に出陣

そこでみかんを中心に拾った中、時々何やら白い紙に包まれたものが投げられます。

”あれはなんだろう” 正体がわからないまま、結局お金は拾えず終了

その後友達が例の白い紙に包まれたものを持っているのを見つけ、それを開けているのを見たら、

おお 中から百円玉が 😯

なるほど お金は裸で投げられるのではなく、白い紙に包まれて投げられるのか

これを知ったものの、その後もお金を拾えた記憶はほとんどないですなあ :::ico88:::

まあ、昔は子供が多かったので ”厄投げ” も激戦だったわけですよ

 

今年のお正月

我が家にしては史上初といってもいいくらいの出来事がありました :::ico7:::

市販のおせち料理を注文したのです :::ico18:::

いやあ昨年は色々と個人的にもあったので、おもい切りましたよ

お取引先からのご紹介の品を注文したのですが、どんなものがくるやら・・

大晦日の午前中に届けていただきました :::ico158:::

 

「味百華」というおせちです。

”和洋折衷二段重” 元旦の朝、おそろおそろフタをとりましたら :::ico95:::

 

まあ見事 :::ico27:::

まさに「味百華」の名前どおり、たくさんの食材がぎっしりと入っています。

これはすごいなあ :::ico10:::

どこから手をつけてよいか迷います

家族一同、それぞれ気になるものから箸を伸ばし食べたのですが、

ううん・・ なんだかわからない料理多し :::ico9:::

そりゃあ カマボコとか黒豆、数の子あたりはむろんわかります。

その他様々な食材がただ入っているわけではなく、一手間、二手間かけてあるので、

こういうものを食べなれていない我が家では、なんだかわからず食べるもの多し :::ico9:::

はっきりしないものは、まるで地雷をふまないようにおそろおそろ食べなくてはいけません :::ico10:::

 

お品書きがついていました

これを見ると食べた後 ”ああこれだったのね” 結果的になんだったのかが判明

しまいには娘が

”おせちの写真とお品書きをリンクさせるような解説写真が欲しい” と言い出しました。

うんうん それがあれば正体を確かめながら、箸を伸ばせますな :::ico4:::

量もちょうどよく、豪華なおせち料理をいただくことができました :::ico7:::

ところで、不肖小松 またしてもどうでもよいことが気になります 🙄

これ、どうやってお重に詰めているのか ❓

結構な注文量があると思うのですが、相当手間がかかるのでは ❓

ううん・・ こいつを機械で詰めるのは無理だよなあ・・そうするとやはり ”手詰め”

一人で全部詰めるのか・・ いや無理だろう

私の出した ”仮設” は、大人数で一人の担当を一つに絞り、ベルトコンベア-で流していくのでは :::ico113:::

つまり ”あなたは一のお重の下から二段目の真中のマス担当ね”

としておき、その人はひたすらそこへ同じ食材を同じように詰めていく・・

この方法のキモは全員が間違いなく決められた場所に決められた食材を詰めていくこと

例えば 不肖小松のような不器用な人がラインに入ると、このような事態が想定されます :::ico32:::

「おおいラインとめてくれ」

「どうしたんですか これで朝から3回目ですよ」

「また小松君が間違えたんだよ 君は一のお重下から二段目の真中と言ったろ

また違う場所に詰めてるじゃないか」

「すみません ついアセッてしまって」

がんばれ ラインに入っている小松 :::ico42:::                   小松 明