田んぼに紙垂

少し前まで福島に暮らしていた娘が苦しんだ方言の一つに、

”だから” というのがあります。

何で ❓  全然普通の言葉じゃないか ❓  とお思いでしょう。

こやつのやっかいな点はその使われ方

”そうだね” ”ほんとだね” といった ”同意の意味” に使われるそうです。

例えば :::ico95:::

”いい天気だねえ” :::ico113:::  ”だから”

”このお菓子おいしいね” :::ico113:::  ”だから”

もうお気づきでしょう この違和感 :::ico9:::

これが方言だとは標準語世界の住人は知らない

なので、自分が言った言葉に ”だから” と返されたら、

”だからなんなの” とか ”だからそれがどうしたの” と返されたように思ってしまうでしょう 💡

いやあ これはキツいわ :::ico45:::

この方言は福島とか宮城の方が使われるそうですが、よく理解してもらえないと、

”なんなんだこの人は :::ico28::: ” と思われてしまう :::ico88:::

誰にも罪がないだけに、よけいキツい :::ico9:::

その点、信州の方言は

「ごしたい」「底にこずんでいる」「家がたたった」「前でにつめろ」「洗濯物をよせる」・・

”何を言っているのかわからない” この方がよかったですな 🙄

 

通勤途中で最近よく見かけるのが :::ico95:::

 

こうやって、田んぼの隅に立てられた紙垂(しで)

毎年この位の時期になると見かけます。

詳しくはわからないのですが、全国各地にある風習のようで、

まあ神様に豊作を祈願するという意味があるのでしょう :::ico158:::

 

別の場所でも発見 :::ico17:::

この風習のことを少し調べましたら、意外な話が ❗

この紙垂なんですが、稲妻のような形をしていますね

何でも昔から、落雷があった田んぼの稲はよく育つという話があるそうで、

紙垂を落雷に見立てて、豊作を祈願する・・

という説もあるそうなんですよ 💡

なるほどねえ しかし落雷があるとなぜ稲がよく育つのか ❓

”電気ショック” で成長DNAが刺激されるのか・・

 

そうしたら本当に雲行きが怪しくなってきましたよ :::ico104:::

西の空から雷雲が登場して ”ゴロゴロ” という音が聞こえてきます :::ico75:::

しかし雲の間から差し込む光が、実にきれいでしたよ :::ico35:::           小松 明