諏訪大社下社秋宮近くの中山道
諏訪湖を見下ろす小高い場所に、大きな石碑がありました ❗
桜が咲いている時期だったのですが、桜の木の下に石碑が二つ並んでいます。
「石城東山」先生
ううん・・ 聞いたことないなあ・・
どんな方なんだろう ❓
こちらは「生誕150周年」記念碑
どちらの石碑もでかい 😯
後で調べたら 石城東山(いしがき とうざん)先生とお呼びするのですね
幕末の儒者、尊皇攘夷の運動家
いわゆる ”幕末の志士” という方
現在の諏訪市出身
高島藩につかえていたのですが ”こんな田舎でじっとしておれん”
ということでしょうか
尊皇攘夷をとなえて脱藩 💡
江戸に出て活動中、捕えられて獄死 :::ico32:::
なんと34歳という若さだったそうです :::ico66:::
いやあ 勉強不足です :::ico80:::
我が郷土にそんな方がいらしたとは
ところで、どうして下諏訪町にこの石碑が建てられているのか・・
不思議です 🙄
この石碑の近くに、こんな看板を発見 :::ico17:::
ほおう ”建築職人の神様” と呼ばれる神社があるのか・・
結構な高度感のある石段を下ります
手摺なし :::ico9:::
まあ こういう場所の方が用心するので、かえって事故がないものです :::ico157:::
鳥居の向こうに「王子神社」
御柱も見えます
要するに「王子神社」とは、聖徳太子をお祀りしている神社なのですね ❗
そして聖徳太子がなぜ ”建築職人の神様” と呼ばれているかというと・・
聖徳太子はご存知のとおり、飛鳥時代の政治家
政治家として様々な実績を残した一方、四天王寺や法隆寺など ”聖徳太子建立七大寺” を創建し、
工芸技能者の保護や個人の才能を尊重する政策をとったそうなのです。
それで、こういったことから ”建築、木工の守護神” として祀られるようになりました。
毎年4月には下諏訪町の職人のみなさまが集まって、お祭りをおこなうそうです。
しかし東山先生といい、この神社といい
地元といえども知らないことがたくさんありますなあ・・ 小松 明