酸のかたまり

少し前に「土佐日記」を話題にしたのですが、

原文と現代語訳の両方が掲載されているサイトを見つけたので、休日に読み始めました。

まだ全部は読んでいないのですが、まあ、紀行文ですね。

土佐から京都へ帰る船旅です。

どこそこの港で見送りの人が来てくれたとか、今日は波が高くて足止めとか・・

なにしろ京都まで55日かかっていますからね 😯

それで作者の紀貫之さんは歌人ですので、すぐに歌を詠んでしまうわけですよ。

松がきれいとか、月がきれいとか・・

それにしてもこの時代、つまり平安時代の ”旅客船” とはどんなものだったのでしょう ❓

 

 

 

 

 

 

 

 

資料画像

 

 

こんな画像を見つけたのですが、おそらくこんな感じか・・

帆はなかったよなあ・・

そうすると潮の流れに乗るか、漕ぐか :::ico68:::

ちょっと波が高ければ、ひっくり返りそうだし :::ico32:::

揺れるから酔うし・・

そういえば「土佐日記」の中でも、一緒の舟に乗っていたお年寄りのご夫婦が

”気分が悪い” と言って、港に着くなり早々に寝てしまった、というくだりがあったなあ・・

 

自宅庭に赤い実がたくさんできていました ❗

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”あれはなんだ” と妻に聞いた所 :::ico113:::  ”すぐりでしょう 毎年できているじゃない”

やや そうだったのか :::ico17:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こやつらをじっくり観察したら、実にきれいじゃないですか :::ico29:::

表面のツヤが素晴らしい :::ico7:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すぐりのことを調べたら、この実は食べることができるものの、すっぱいようですね 🙄

驚いたことに、すぐりを漢字で書くと「酸塊」 💡

酸のかたまりって・・

どれだけすっぱいんだこやつは :::ico9:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し食べてみようかな・・ と思ったのですが、”酸のかたまり” って言われちゃうと・・

ジャムにすると美味しいみたいですよ :::ico7:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違う場所では、毎年必ず出現するアサガオが ”一番花” を咲かせていました :::ico76:::

地面の上で咲いていたので、ちょっとボロボロ・・

さっそくサオを立ててあげましたよ :::ico8:::                   小松 明