都へと思ふをものの

気になるCMを見ました。

”風を感じないエアコン” :::ico113:::  東芝さんから発売されたエアコン「大清快」です 💡

”風を感じない” とはどういうことか ❓

通常のエアコンは風のかたまりが一直線に送られるので、ダイレクトに風を感じる。

「大清快」は風のかたまりを分解してシャワ一のような細かい風を体に届ける。

ふむふむ・・

その秘訣は「風カットル一バ一」にあり :::ico45:::

こやつは送風口に取り付けられた新機構で、送風される風を小さい穴に通すことで細かい噴流に変える。

流速が早くなった風は周囲の空気を巻き込みかき混ぜる。

この攪拌によって、直線的だった風がゆるやかに広がるようになる・・

ほおう ということはつまり今まで女性の敵だった ”エアコン風直撃” がなくなるのかあ :::ico17:::

これはぜひ感じてみたい :::ico10:::

しかし諏訪市民としては、「三菱エアコン霧ヶ峰」にがんばってほしいなあ :::ico54:::

 

春に高知に行った時に購入したお菓子のひとつに「土佐日記」というものがありました :::ico95:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「土佐日記」・・ 紀貫之作・・ ううん、そこまでしか知らない・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これがねえ

ただの箱ではないのです。

おわかりでしょうか・・  日記帳を意識した ”ブックスタイル” の箱なんですねえ ❗

それでこの ”日記帳” を開くと :::ico95:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おお なんと雅な :::ico24:::

表紙をめくると、そこには歌が詠まれているじゃないですか :::ico17:::

が、解読不能 :::ico9:::

それでこの歌、調べてみました :::ico72:::

土佐日記は日本文学史上、はじめての日記文学といわれていて、作者は紀貫之。

貫之さまが土佐の国の国司として赴任されていたのが西暦930年頃。

つまり平安時代ですね :::ico69:::

土佐の国に赴任中、まことに気の毒なことに娘さんを亡くしてしまったとか :::ico42:::

それで赴任を終えて、土佐から京都へ帰る55日間のことがらを日記風にして書き留めたのがこの作品。

京都に早く帰りたいという心情と、娘さんを亡くした悲しさが中心ですが、

ジョ一クやユ一モアもふんだんに用いられているそうなんですよ :::ico7:::

へええ 面白そうじゃないですか :::ico35:::

それでこの歌はこういう歌だったのです :::ico95:::

みやこへと 思ふをものの かなしきは かへらぬ人の あればなりけり

(都へ帰るのだと思うのに、何となく悲しいのは一緒に帰らない人がいるからであったなあ)

娘さんを亡くして傷心の貫之さま・・ お気の毒に :::ico158:::

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

”本体” はこういうお菓子でしたよ :::ico8:::

ウマい :::ico4:::

それにしても、学生時代は ”いとも簡単に睡魔に負ける” 古文の授業でしたが、

年をとってからひも解いてみると、面白いですなあ :::ico76:::          小松 明