ご当地 月路のしらべ

どこかに出かけた時、仙台銘菓「萩の月」に似たお菓子を探すのが私のひそかな楽しみ。

今年のお正月に能登に行った際、富山県内で買ってきたものがあって自宅に放置されていました。

”食べないなら捨てるよ” と妻から恫喝されて、じゃあ食べるか・・

さて、今日の話はここからややこしくなります。

私も整理をしながら話を進めたいと思います。

まず、富山で買ったというのがコレ :::ico95:::

 

「富山 月路のしらべ」 まあ「萩の月」に似ている ”月シリ一ズ” のお菓子で

間違いないでしょう。

これを①とします。

これを見ていて :::ico113::: ”あれこれどこかで見たなあ・・”

それで過去に撮影した写真を確認したら :::ico95:::

 

昨年、新潟の十日町に行った際買ったのが 「越後 月路のしらべ」

これを②とします。

どうですか ①と②、そっくりでしょう ❗

字の位置とかは多少違いがありますが、背景の黄色い月と ”夜空に浮かぶ・・” の文章は

まったく同じ。

さらに検証を重ねた所・・

 

これは「富山 月路のしらべ」の中身

これを③としましょう。

 

これは「越後 月路のしらべ」の中身

これを④としましょう。

いやあ 驚きましたわ 😯

③と④を比較すると、まったく同じ :::ico17:::

これはどういうことか・・

さらに調査を進めると、驚くべき事実が判明 :::ico95:::

 

  資料画像

ええっ 「信州 月路のしらべ」もあるんかい :::ico45:::

これを⑤とします。

さて、①と⑤を比べてください。

”基本デザイン” が同じなのはもちろんですが、①と⑤にいたっては

”富山” の文字が ”信州” に入れ替わっただけ。

さらに包装紙下部の山のデザインがまったく一緒 :::ico75:::

言うまでもなく、③と④と⑤を比較すると、中身はまったく同じ :::ico54:::

情報を収集した所、 ”月路のしらべ” はご当地キティみたいなもので、全国各地に同一品が

存在するらしいのです。

これは想像ですが、どこかに製造工場があって、同じ商品を製造しているのでしょう。そして、

”越後500” ”富山700” という具合に注文が入ると、箱は同じだが、あらかじめ印刷されていた

”ご当地包装紙” を使い、それぞれの地域に出荷する・・

こんな感じなのではないでしょうか。

そして調査の最中、極めつけの一品を発見してしまいました :::ico95:::

 

 資料画像

諏訪湖もあったんかい :::ico45:::               小松 明