ついにカッコウの写真撮影に成功しました :::ico27:::
ここまでの流れを整理しておきましょう ❓ ❓
「会社の近くでカッコウがないているな」
:::ico113::: 「カッコウってどんな鳥だろう」
:::ico113::: 「なるほど。こういう鳥か」
:::ico113::: 「おっ そうやって気にしていると、カッコウが会社のまわりをウロウロしてるじゃないか」
:::ico113::: 「やや 会社の駐車場看板にやつが来ている」
:::ico113::: 「あわててカメラを持ち出して外に出ると・・」
:::ico113::: 「やつは電線に移動」 ふう こういうわけなんです。
一見するとハトにも見えます。
黄色で宇宙人のような目が特徴 🙄
電線にとまりながら、鳴いているのも目撃しました。
おっと 別の電線に移動 さらに追跡 :::ico113:::
すると偶然にも近くにやってきたこいつ :::ico8:::
水色の羽根で尾がシュッとしていて、なかなかきれいな鳥です :::ico7:::
君は誰だね ❓
会社に戻って、以前お客様からいただいた「長野県野鳥図鑑」で調べたら・・
オナガかあ 💡
名前は知っていましたが実物を見たのは初めて :::ico110:::
へええ 確かに尾は長いですわ。
それでオナガのことを調べたら、驚くべき記事を発見 :::ico17:::
カッコウは ”託卵” といって、他の種類の鳥の巣に卵を産んで、
そのまま育ててもらう習性があります。
卵を産む時に、他の種類の鳥の巣に行って、
わざわざすでに産んであって孵化を待つ状態の卵を1個だけ抜き取り、
自分の卵とすり替えるという、ずるがしこさ 😆
卵をすり替えられた別の種類の鳥は、そうとは知らずそのまま卵を温めます。
それだけではありません。
おそるべきは ”ずるがしこさのDNA”
温められた卵の内、カッコウの卵は他の卵に比べて孵化するのが早いとか。
それでいち早く孵化したカッコウのヒナは、
なんと孵化を待つ他の卵を巣の外に放り出してしまうのです :::ico45:::
こうして巣を独占したカッコウのヒナは、そうとは知らない親鳥の世話を一身に集めて育てられる・・
このようにカッコウに託卵される鳥は、オオヨシキリ、モズなどが代表的なのですが、
なんと、オナガも最近その ”標的” になっているのです。
実はオナガとカッコウはもともと高原と平地という具合に生活の場所が重なっていなかったのですが、
ここ30年くらいの間に両鳥の生活範囲が広がった結果、
オナガとカッコウの生活区域が重なり、オナガが ”標的” になってしまったわけです。
しかし最初はなんだかわからなかったオナガも ”これはおかしい” と気が付きはじめて、
今ではカッコウが巣に近づくと威嚇したり、
ちょっと感じの違う卵が巣に混じっていると捨ててしまうとか・・
オナガたいしたもんです :::ico54:::
そうやって考えると、このオナガはカッコウの ”監視役” なのかも 😯 小松 明