日本に、京都があってよかった

週末に読んだ歴史小説に面白いことが書かれていました。

江戸時代に諸大名が自国と江戸を行き来した「参勤交代」。

どの道を通って行き来するかは、幕府によって決められていたそうです。

江戸から西に向かう主な街道は「東海道」「中山道」「甲州街道」の三つ。

その内、甲州街道を使ってよかったのは、信州の三藩のみだったとか・・

その内の一つが「諏訪高島藩」だったそうです。

なぜ甲州街道を通ることに制限があったかは、はっきりしないようですが、

甲府など幕府の天領があったからとか、甲府に金山があったからとか・・

それで幕末、新政府軍が江戸城明け渡しを迫るため、西から江戸へとおしよせた際、

西郷隆盛を隊長とする主力部隊は東海道から、そして ”板垣死すとも・・” でおなじみ、

板垣退助を隊長とする隊は甲州街道から江戸へと向かい、その途中の勝沼あたりで

新選組と交戦。

これを撃破して江戸へと進行・・ ということなのですが、

この時、甲州街道の道案内を務めたのが諏訪藩だったとか・・

「おぬしがいつも通っている道だから、案内せい」

「かしこまって候。ささ、こちらでございます・・」といった感じだったのかな 🙄

幕末維新のドラマに、諏訪藩は少しだけ登場、といったところでしょうか :::ico63:::

 

少し前に京都に行った時、やはり京都に来て ”手ぶら” で帰る手はない、ということで・・

 

京都駅にきました。

京都駅正面入り口で上を見上げると、この格子模様が一面に展開 💡

1997年に完成したこの京都駅ビルは、鉄道の駅舎としては日本屈指の規模を誇るそうです :::ico17:::

 

京都駅0番線から、鳥取行特急「ス一パ一はくと」が出発していきます。

鳥取はずいぶん遠くに感じますが、京都からこの特急で3時間ほどなんです。

上諏訪から豊橋まで「普通列車7時間の旅」を経験した私にとっては、”わすが3時間”  :::ico80:::

 

それから京都の地下鉄にも乗りました :::ico95:::

 

これはいわゆる「ホ一ムドア」

さすが京都はこういうところもオシャレですね :::ico7:::

 

「日本に、京都があってよかった」

地下鉄の車内でみかけた広告です。

この自信というかプライドというか、すごいですね :::ico81:::

ううん このセリフは「京都」でなくては言えませんな :::ico18:::

すごい 恐れ入りました :::ico158:::                        小松 明