会社内で「厄投げ」の話をしていたら、小諸出身と松本から通っている社員が
「こちらではそんなことはやらない」と言うではないですか :::ico17:::
そ、そうすると「厄投げ」は諏訪地域独特の風習なのか・・
少し調べたら、どうもそれっぽいですね。知らなかったなあ・・
「厄投げ」をご存じでない方に、ご説明すると :::ico95:::
毎年、厄年の方が小正月ごろの時期に地域の神社や公園などに子供たちを集め、順番にお金やお菓子を投げるのです。
子供たちは争奪戦を繰り広げそれを拾って、自分ですぐに買い物に使います。
つまりお金やお菓子を ”厄” に見立て、これを投げてみんなに消費してもらう・・といったところでしょうか。
なので、ひろったお金は貯金せずにすぐに使ってしまい、お菓子もすぐに食べてしまうのです。
昔はお菓子ではなく、みかんを投げましたが、人ごみでぐしゃぐしゃになってしまうまで、最近はお菓子ですね。
この時期、諏訪地域のス一パ一では厄投げ用の「お菓子セット」を売っています。
私も厄年の時に投げましたが、争奪戦・・ すごいですね :::ico9:::
ここ数日、大寒波の襲来で寒い日が続いています。
吹雪の諏訪湖畔は荒涼とした景色。
周囲16キロの諏訪湖。
対岸の景色が見えない日はあまりないのですが、この日は「白い水平線」 :::ico113::: 小松 明