沈黙の鉄路

娘二人が通う高校の文化祭が7月にあるんですが、妻がPTAの文化委員だかになっているようで、

「委員の方は必ずPTA展示コ一ナ一に何か出品してください」とのお達しがあったそうなんです。

絵画とか書画とか俳句とか手芸とか・・

色々あると思うんですが、妻が考えついたのは ”もっとも手っ取り早い方法”  💡

「お父さんが撮った写真を何でもいいから出品して :::ico17:::  」

“自分の手を汚さない” とはまさにこのことでしょう・・

まあ拒否をすることもないので、了承したんですけどね・・

この ”やらされ感” は何でしょう・・

ちなみに妻はこのブログを読んでいないので、こうして ”表現の自由” が守られているわけです :::ico80:::

 

ともあれ、文化祭に写真を出品するなんて何年ぶりでしょう。

学生時代は写真部に入っていたので、文化祭の都度出品をしたものです。

そこで思い出したのがクラブの仲間と学生時代に作った写真集。

みんなが思い思いの写真を出し合って、一冊の写真集にしたんです。

自宅の本棚を探したら・・ ありました :::ico18:::

その時私が写真集に出した写真がこれです :::ico95:::

 

     img075

                         「沈黙の鉄路」

     今見るとなんだかよくわからない写真に見えます。

     かつて福島県の会津若松の近くに「日中線」という超ロ一カル線があったんですが、

     学生時代の夏のある日、一日かけてその廃線跡を歩いたんです :::ico73:::

     線路もちゃんと残っていて、終点の「熱塩駅」は駅舎もそのまま。

     ホ一ムには古びた客車が一両、放置されていました。

     その客車の中から駅名板を撮影して、廃線となった駅のわびしさを表現しようとしたんですね・・

     いやあ とてつもなく懐かしい :::ico63:::                              小松 明