新緑に色づく山々の一部に、白い模様のように見える部分があります。
これ、山のあちこちに見られます。
ここなんかすごいですねえ 😯
何かの花が咲いているんだろうと、少し山を登って見たところ・・
この木でした :::ico8:::
この大きな木、たくさんの白い花をつけています 💡
ブドウのようにたくさんの花が吊り下がっています。
この木、ニセアカシアでした :::ico17:::
1873年に導入された外来種。
各地で移植されたものが野生化したようです。
そう言われて山々を見ると、かなり ”白い模様” が見えますね・・
ところでこのニセアカシア、気の毒な歴史をたどっています・・
明治初期に輸入された当初は、現在のニセアカシアをアカシアと呼んでいました。
その後 ”本来のアカシア” が日本に輸入されるようになり、区別するためそれまでアカシアと呼んでいた
現在のニセアカシアを ”ニセアカシア” と呼ぶようになったのだとか・・
後からやってきたものに ”アカシア” の名前を奪われ、のみならず ”ニセモノ” 呼ばわりされてしまうとは :::ico42:::
「アカシア」はネムノキ亜科で黄色い花が咲きます :::ico95:::
対して「ニセアカシア」はマメ科で白い花です :::ico95:::
この花から上質な蜂蜜が採れるそうなんです。
そうすると、「シロアカシア」とか「ミツアカシア」なんて名前にしてもらえればよかったのに :::ico32::: 小松 明