懐かしい諏訪の方言を聞きました ❗
”ぞぜく”
「何をぞぜいたこと言ってるだ」
「なんだか知らんがあいつはさかんにぞぜいていたぞ」
といった具合に使います。
ぞぜく :::ico113::: くだらないこと、いいかげんなこと、わけのわからないこと・・などを言う
といったような意味になるでしょうか。
おお そんなふうに言うことあったなあ・・ という感じです。
昔はそんな言い方したなあ・・
今では、滅多に聞くことがありません :::ico32:::
この方言の特殊なことは ”自らは使わない”
つまり自分から 「ぞぜいたこと言ってすみません」とか
「さきほどはぞぜいてしまったなあ」
という具合には使いません。
あくまでも自分以外の人が、なにやらぐしゃぐしゃ言っていることを批判する場合に使います。
ある諏訪の家庭での会話
「ぞぜいたこと言ってないで、ずくを出してそこの前でに散らかっているものを片づけろ」
「なにしろごしたくて動けない」
「早く片付けて、2階の洗濯物をよせてくれ」
ううん・・諏訪のみなさん、どうでしょう・・
下諏訪町諏訪大社秋宮近くの「新鶴」本店 :::ico95:::
圧倒的に、塩羊羹で有名なこのお店
「鶴新」と右から左へと読む看板が、歴史を感じさせてくれますな :::ico63:::
今日は3月3日の雛祭り :::ico69:::
たまたま店頭チラシを見て知ったのですが、
この日限定、予約限定で「新鶴の桜餅」が発売されるのです。
ほおう 一度食べてみるかな・・ 予約をしていました :::ico80:::
一パック4個入り
”日持ち” しません
餅に巻かれている桜の葉の瑞々しいこと :::ico35:::
しっとりと濡れていて、ピッタリとお餅にくっついています。
むろん、葉っぱごと食べる ”タイプ” ですね :::ico5:::
きれいに葉っぱが巻かれています :::ico7:::
これを巻くのはやはり ”手作業” でしょうなあ
お餅をよく見ると、光が当たっている部分は白くなっていますが、反対側はほんのりと紅い
なんとも上品なお餅です :::ico10:::
おいしくいただきました :::ico76:::
桜の葉っぱの絶妙な塩加減が、お餅とアンコによく合います。
さらにお餅は弾力があって、食べごたえタップリ
アンコは・・ そりゃあ羊羹が ”本業” ですから、語るまでもありません。
それに食べた後、やたらと満腹感があるんですよ。
お餅が違うのかなあ・・
ところで、桜餅について紹介しているあるサイトを見てビックリです。
最近、関東と関西の食べ物や風習の違いにビックリすることが多いのですが、
なんと 桜餅にも「関東風」と「関西風」があったのです 😯
資料画像
ううん・・ 諏訪地域で「桜餅」といえば、今回ご紹介した新鶴さんの桜餅のようなものが、
まず一般的かと思うのですが、とすると、関東風、関西風、どちらとも違う・・
いや、感じとしてはやはり関西風でしょう。
諏訪地域はたいていの食べ物や風習は ”関東風” のものが多い中、桜餅については関西風
これはどういうことなんだ :::ico45:::
しかし関東風の桜餅
食べている内に横からアンコがはみ出してくるんじゃないかなあ・・ 小松 明