数日前に浅間山が噴火しました。
県歌「信濃の国」で :::ico7::: 浅間はことに活火山 と歌われているいるとはいえ、
周辺地域の皆様におかれましては、大変なご苦労でしょう。
心よりお見舞い申し上げます :::ico158:::
やはり信州は火山が多い :::ico17:::
信州の火山といえば、
浅間山のほかに数年前の突然の噴火で多数の方が犠牲になってしまった御嶽山や、
上高地近くの焼岳あたりが思いおこされます。
諏訪地域の火山は・・
八ヶ岳の硫黄岳あたりは火山だよな・・ と思って調べたら ❗
北横岳 😯
「ピラタスロ一プウェイ」やスキ一場がある、八ヶ岳連峰最北端の山。
ここがですねえ、「ランクC」の活火山というのですよ。
「ランクC」というのは、火山をその活動程度によってランクづけした場合、
”100年活動度および1万年活動度がともに低い活火山” のことなんです。
活動が低いのはいいんですが、”活火山” だったんだあ :::ico45:::
いやあ あやつが噴火したら諏訪湖は火山灰で覆われるのか・・
恐ろしい :::ico9:::
それで「四季島」です。
上諏訪駅駅員さんとの会話で、新潟から会津若松へ向かうと聞いて
”その区間の磐越西線は確か電化されていないはずだが、電車の四季島がどうやって走るんだ ❓ ”
そしたら駅員さん :::ico95:::
「いや私も詳しくは知らないのですが、ディ一ゼルエンジンを積んでいるみたいなのですよ」
えええ そんな ”電車” 聞いたことがない :::ico27:::
そう言われてみると先頭車両のこの部分 :::ico8:::
窓がまったくなくて機関室のような雰囲気
おっ 屋根にあるのはディ一ゼル列車でよく見るラジエ一タ一だな・・
後でこの写真をよく見ると車体下部に小さく「燃料タンク」の文字が ❗
なるほど この部分にディ一ゼルエンジンを積んでいるわけか。
さらに調べると、驚くべき性能が明らかに 😯
日本の鉄道の電化区間は電化方式によって、直流と交流に分かれます。
さらに交流は東 :::ico113::: 50ヘルツ、西 :::ico113::: 60ヘルツに分かれます。
中央本線は直流電化なので「あずさ」などの電車は直流型電車で交流区間は走れません。
交流電化は九州や北陸、東北、それに北海道などに多いのですが、例えば往年の名列車、
特急「白鳥」は大坂発青森行き
直流 :::ico113::: 交流60ヘルツ :::ico113::: 交流50ヘルツと電化方式が異なる区間を走るため、
これに対応できる電車が必要です。
それで485系交直流電車が開発され大活躍したのですが、最近になって新たな電化方式が・・
新幹線はすべて交流電化で電圧は25,000ボルト
在来線の交流区間は20,000ボルト(ちなみに直流区間は1,500ボルト)
北海道新幹線の開業にあたり、青函トンネルを新幹線が通るようになったのですが、
そのため青函トンネルは従来の交流20,000ボルトから交流25,000ボルトへと
変更されました。
しかし青函トンネルは新幹線専用ではありません。
線路が三本あって、定期旅客列車はないものの貨物列車の運行があります。
それで在来線で交流25,000ボルト区間を走るために開発されたのがこれ :::ico95:::
資料画像
EH800系電気機関車 :::ico24:::
「四季島」には北海道をまわるコ一スもあります。
つまり「四季島」はEH800系と同じように、青函トンネルも走行可能。
直流、交流50ヘルツ、交流60ヘルツ、交流25,000ボルト区間・・
つまりどんな電化区間も走行OK :::ico4:::
それに加えてディ一ゼル機関がすごい :::ico17:::
「四季島」にはディ一ゼルエンジンの他にディ一ゼル発電機もあって、
発電機で発電した電気をモ一タ一に供給しての走行も可能。
電化されていない区間では、モ一タ一走行とエンジン走行を切り替えながら走る・・
おなじみの ”ハイブリット走行” が可能なんです :::ico54:::
長くて細かい説明になりましたが、つまりは「四季島」どこでも走れます :::ico11:::
上諏訪駅でいったん下車されたお客様は、専用のバスに乗って諏訪地域の観光へ出発。
10両編成ですが、最大定員が34名ですのでバス1台で余裕なんですね :::ico29:::
これだけの性能を備えた車両で、内装も豪華、定員も少なく1両で最大定員6名・・
さぞかし料金は高いんだろうな、と思って調べたらビックリ 😯
1泊2日コ一ス 2名1室利用で1人あたりの料金 370,000円~500,000円
3泊4日コ一ス 2名1室利用で1人あたりの料金 800,000円~1,000,000円
無理だあ :::ico88::: 小松 明