高知の土佐神社の境内で見つけたこの光景 :::ico95:::
ううん・・ なんだろうこのレ一ルは ❓
拝殿前のお賽銭箱のあたりから境内の端に向けて、謎のレ一ルが伸びているんです。
あれこれ思案していたら、ちょうど神社の神官さんが通りかかりました。
高知に来てから道を走れば「高知」ナンバ一ばかり :::ico32:::
たまに見かけるのも「徳島」とか「愛媛」とか四国のナンバ一なのです。
その中に「諏訪」というナンバ一の車がチョロチョロしていれば ”諏訪 ❓ どこだ ❓ ”
と思われていたでしょう :::ico42:::
半端ない ”アウェイ感” :::ico9:::
そんなわけですっかり萎縮してしまい、地元の方とのコミュニケ一ションは極力避けていたのですが、
ここは我慢できません :::ico80:::
「すみません ちょっとお聞きしてもよいですか」
そしたら 親切に教えていただきましたよ :::ico158:::
このお賽銭箱、なんと ”移動式” だったのです 😯
なんでもこちらの拝殿は前方に屋根が張り出していない造りのため、お賽銭箱はこのように
”別棟” を設置しているのですが、年に一度の大祭とかお正月には大勢の参拝者が訪れるので
この小さな賽銭箱では対応できません。
そこで :::ico95:::
このとおり、レ一ルはお賽銭箱の下から出ています。
つまり、このお賽銭箱の下には車輪がついていて、
このレ一ルの上を移動できるようになっていたのです :::ico68:::
そして賽銭箱が移動した後に大きなテントをはって、”仮設大お賽銭箱” を設置するそうなんです。
へえええ 聞いてみるもんですね :::ico17:::
それでこの ”移動式賽銭箱” は、「日本珍百景」としてテレビ番組でも紹介されたそうなんですよ ❗
ひとしきり神官さんと話をしていて、もしかしたらこのお方なら「諏訪」をわかるかなと思って、
”長野県の諏訪から来たんですよ” と告白したら、おお ご存知でしたよ :::ico76:::
さすが ”信濃の国一宮” 諏訪大社のことは、神社関係者なら知っていますなあ :::ico7:::
さらについでにと思い、ある疑問点を聞いてみました。
ここ土佐神社は ”土佐の国一宮” なんですが、
「一宮」は一般的には ”いちのみや” と言うと思うのです。
しかしここでは ”いっく” 💡
ううん・・ どうしてこういう言い方をするのだろう・・
神官さん こんなことを質問されたのはおそらく初めてであったでしょうが、
これも丁寧に答えてくださいました。
それで聞いたお話では、高知の方はものの言い方を縮めて言うという習慣があるそうです。
そのことを ”つづめる” というそうです。
それで「一宮」を ”つづめて” 言うと、”いっく” :::ico17:::
なるほどねえ これは勉強になりました。
その後、土佐神社の拝殿が素晴らしいというお話をしていたら、
高知の国分寺というお寺の建物が素晴らしいので、時間があったら見てきたらいいですよ、
と教えていただきました。
時間がとれなくて今回は行けなかったのですが、諏訪に帰ってきてから調べたら・・
資料画像
立派な山門に
資料画像
おお なんと味のある本堂 :::ico54:::
別名を ”土佐の苔寺” というそうですが、これは行ってみたい :::ico10:::
こういう感じの建物は雪が降ると素晴らしく趣深い光景になるのですが、高知で雪はねえ・・
小松 明