信州総文祭を巡る

昨日は社内安全パトロ一ルに同行して、山梨県まで行きました。

 

中部地域を南北に横断する高速道路「中部横断自動車道」の工事が進んでいます。

途中の道沿いに大きな看板があったのですが、

そこに書かれていた中部横断自動車道のキッチコピ一 :::ico95:::

「僕は太平洋を見た 君は日本海を見たいか」

おお いいねえ :::ico18:::

 

何回かお伝えをした文科系高校生の祭典「2018信州総文祭」も閉幕をしましたが、

最終日に2か所の会場を巡ったのです。

 

まずは安曇野にある「豊科近代美術館」

ここでは写真部門が開催されていて、全国の高校生が撮った写真が展示されているのです。

 

建物前の芝生が気持ちいい :::ico76:::

高校生は感性が豊かでいい写真を撮るんですよ :::ico54:::

 

会場内にはそれはもうたくさんの作品が。

ううん みんなうまく撮るなあ・・

そんな中で ”これはすごい” と感動した写真が「最優秀賞」を受賞していた作品。

ロ一カル線の駅のホ一ム。

発車をした列車から車掌さんが顔を出して、駅のホ一ムの花を手入れしているおばあさんに

声をかけている一コマ。

これは素晴らしかった :::ico24:::

実際の作品を紹介できないのが残念 :::ico32:::

この瞬間を狙っていたのか・・

いやいや そううまくはいかないはず。

たぶんカメラを持っていて、とっさに撮影したのでしょう。

 

安曇野から北上をして長野市の「ホクト文化ホ一ル」へ向かいました。

ここでは「合唱部門」の発表があるのです。

 

正面入口横では発表を終えた各県の代表のみなさんが、記念撮影をしていたんですよ ❗

んん 黄門様がいるということは・・ 茨城県のみなさんでしょう。

 

この日は朝から夜にかけて、ずっと発表が続く長丁場。

 

ロビ一から気持ちのよい景色が見れました。

夕方近く会場に再度入場をした所、「撮影禁止」というプラカ一ドを掲げたスタッフが多数。

んん 午前中はいなかったのになあ・・

しばらくしてその原因が判明。

何やら正面入口付近が賑やかになったので、スタッフの方に、

「誰か来るの」と聞いた所

「秋篠宮殿下がお見えになります」 😯

おお それで ”撮影禁止か”

へへえ 殿下がお見えになるのか。

それで2階ロビ一から正入入口付近を見ていたら、お見えになりましたよ。

黑い車の車列から、秋篠宮様ご夫妻が降りてこられました。

殿下夫妻はとても気さくな様子で、案内役の高校生と話をされていましたよ。

この日は下諏訪町の会場にもお立ち寄りしていただいたようで、お忙しい中ありがとうございます :::ico158:::

 

どの演奏も素晴らしかったですよ :::ico7:::

最後に信州総文祭のテ一マ曲「ここに」を全員で合唱して閉会。

出口では長野県の選抜チ一ム「長野県リ一ダ一ズコ一ル」のみなさんがお見送り。

甲子園の野球もそうですが、若いみなさんのひたむきな姿はいつ見てもいいですね :::ico35:::  小松 明

70年分の光

8月15日諏訪湖花火大会当日。

いつものように朝4時前に起床して、ヨロヨロと自転車をこいで諏訪湖畔へと向かいました。

毎年、諏訪湖畔にある大きな駐車場の管理業務をさせていただいているのです。

 

夜明け前の上川大橋を渡ります。

今日は雲が多いなあ・・

 

朝5時前のこの時間から、花火打ち上げ関係者の皆さんが花火の積み込み場所に集まっています。

今年は70回記念大会で、花火師のみなさんも気合十分でしょう :::ico107:::

 

諏訪湖畔のいつもの場所に落ち着きました。

諏訪湖花火大会には近隣各県からたくさんの方がやってきます。

若いカップルの方がこちらを気にしていたので話かけました。

”ここにも駐車場があったんだ” と見ていたそうです。

ほお 名古屋からですか ❗

上諏訪中学校校庭の駐車場に車をとめたそうで、ここからいったん車に戻り、

夜になったらまた湖畔に下ってくるとか・・

おっ 「富士山」ナンバ一の車がやってきました。

さっそく ”地域間交流” をしましょう :::ico54:::

「富士山ナンバ一は静岡と山梨、両方あるんですよね。どちらですか ❓ 」

「静岡です」

「そうするとあれですか 富士山はやっぱり静岡のものですか ❓ 」

この質問 ”地雷” を踏んでしまったようです :::ico9:::

今まで黙っていた助手席の女性の方から一喝されました :::ico45:::

「当たり前です :::ico17::: 」

いやあ 静岡VS山梨の ”富士山抗争” すごいなあ :::ico15:::

 

雨が降ったりやんだり・・

まあ暑くなくてよかったですな :::ico7:::

最初の花火 :::ico113::: 「ようこそすわこへ」 こいつで初めて来られた方は度胆を抜かれるんですよ 😯

”来てよかったあ” こんな声が近くから聞こえてきました。

 

少し花火の写真を撮って帰ろうかと思って写真を撮り始めたのですが・・

いつもいつも花火の写真は難易度が高い :::ico66:::

たき火の中にいるような、こんな変わった写真は撮れるんですけどね・・

 

落ちていくやつは、比較的時間があるのでよく撮れるんですよ。

 

哀愁漂う、線香花火のような花火 :::ico83:::

 

こいつは星がたくさん輝いて、星座のように見えました。

 

さすが70回記念大会。

見応えのある内容で素晴らしかったですね。

今年は風もあって煙が滞留せず、花火がよく見えました。

最後の一枚は70年分の光を集めたような光輝く花火。

眩しいのでお気を付けください :::ico24:::

 

うっ やはり眩しいいい :::ico24:::                        小松 明

70回大会迫る

世の中に ”ケチ” と言われる人はたくさんいますが、これほどケチな男がいたとは・・

少し前に諏訪湖花火大会の準備作業を、K日とHY川君とやりました。

いやね 前日から久々にお昼が外食とわかったので、どこに食べにいこうか

悩んでいたんですよ。

それで、スタミナをつけるために焼肉を食べようという所までは詰めたのですが、

そこから先の詰めが・・

行こうと決めた下諏訪町の焼肉屋さんのラ一メンがうまいんです。

ここは ”初志貫徹” で焼肉にするか、しかしラ一メンも捨てがたい・・

結局「カルビ定食」を注文。

焼肉屋に行くと聞いて、最後までうだうだ言っていたK日は「チャ一シュ一麺大盛り」を注文。

カルビ定食、うまかったあ :::ico76:::

問題はK日が注文したチャ一シュ一麺。

こいつが抜群にうまそう 🙄

事実、K日が ”無茶苦茶うまい” と言いながら、ガムシャラに食べるんです ❗

くっそお :::ico45:::

そこで私は一切のプライドを捨てました。

「あのうK日さん。できましたらそのチャ一シュ一を一枚、私にいただけませんか :::ico158::: 」

「ダメです」

「そんなこと言わずにお願いしますよお :::ico158::: 」

「ダメです」

「じゃあ 私のカルビ一枚と交換しませんか :::ico158::: 」

「ダメです」

「どうしてチャ一シュ一を一枚だけ残しているのですか」

「美味しいものを一番最後に食べる主義なんで」

「哀れなオッサンだと思って、その残っているチャ一シュ一の半分でいいので、いただけませんか :::ico158::: 」

「ダメです」

そしたらHY川が調子のいいことを言うんです。

「チャ一シュ一はチャ一シュ一麺の命ですからね」

お前なあ そろそろどちらにつくか、身の振り方をはっきりした方がいいぞ :::ico28:::

 

諏訪湖畔では5日後に迫った諏訪湖花火大会の準備が進んでいます。

 

湖畔に面した旅館、ホテルでは ”特設観覧席” を急きょ作るんです。

かなりの規模です。

 

ゲ一トナンバ一6番7番の入口は、限られた方のみの世界。

「特別招待席」「S招待席」・・ どのような方が招待されるのでしょうか・・

 

花火大会の日でなければ、私でも「特別招待席」付近に入ることができました :::ico80:::

ううん この辺ね

そりゃあ打上げ場所の真正面だもんなあ :::ico54:::

 

マス席を区割りしてロ一プを張るのも、大変な作業ですね。

この後案内表示を設置して、ブル一シ一トも敷くのでしょう。

 

ちょっとしたステ一ジがあります。

ここが大会本部の中心。

放送や審査をする場所があります。

 

今年は70回の記念大会です :::ico81:::

プログラムが大幅にリニュ一アルされているんですよ。

諏訪姫が花火を見ているこの旗があちこちに設置されていて・・

花火への期待感で盛り上がりますなあ :::ico10:::                  小松 明

それな

まったく知りませんでした。

「それな」という言葉。

若者の間ではどのように使われているか、ご存知でしたか ❓

”今日は暑いね” :::ico113:::  ”それな”

”あそこのラ一メンは美味しいんだよね” :::ico113:::  ”それな”

というような使い方をするらしいのです。

つまり ”そうだね” とか ”ほんとだね” とか、肯定的に相槌を打つ場合に使うのだとか・・

例によって、高校生の娘に知らなかったことがバレて、

”ええ お父さん 知らないの”  :::ico88:::

ちなみに社内で何気にさぐりを入れた所、20代のHY川君は知ってましたわ。

30代のK日は ”聞いたことあるなあ” と、いったんは格好をつけるものの、

案の定、結局は知らないんだよなこの男は。

やっぱり若者しかわからないよなあ・・

そしたら驚いことに、福島で暮らしている娘の話によると、福島では

「それな」の代わりに「だから」という言い方をするらしいのです ❗

”今日は暑いね” :::ico113:::  ”だから”

これじゃあ、肯定じゃなくて、”だから、それがどうかしたの” というように

否定的な反応というか、ムッとされているような反応というか・・

これは混乱するわ :::ico9:::

 

ここの所、何回か「信州総文祭」の話題をお届けしていたのですが、

昨年、ご紹介したのが信州総文祭のこのポスタ一 :::ico95:::

 

信州の魅力がたっぷり盛り込まれています。

長野県内の高校生が製作をしているのですが、驚くべきこだわりが隠されていたのです 😯

昨日、信州総文祭のバンフレットを見た所、製作をした方のコメントが掲載されていました。

御柱祭の木落としをイメ一ジしている大木。

この木には年輪が細かく描かれています。

その数、42本 :::ico17:::

実は信州総文祭は「第42全国高等学校総合文化祭」

今まで42回という歴史を積み重ねてきた総文祭を年輪の数で表したとか。

このこだわりはすごい :::ico45:::

ただ、ふつうに気づく人はまずいないかな・・

 

現代の若者にかつて若者だったオジサンが対抗しましょう :::ico75:::

使用例

”最近家の近所に、ナウい店ができたんだよ”

どうです 今の若者には意味不明でしょ :::ico80:::                小松 明

第九にしびれる

すごいものを目撃しました。

塩尻と岡谷を結ぶ峠道「塩嶺峠」を走行中のこと。

建築現場で足場を設置する業者さんを ”足場屋さん” などと言うのですが、

この峠道の途中に、足場屋さんの資材置場があるのです。

その前を通った時に目撃した大きな看板 :::ico95:::

「足場があるさ」

おわかりかと思いますが、坂本九さんの名曲「明日があるさ」に ”足場” をかけているのです。

すばらしい なんというセンス :::ico45:::

それ以上に感服したのが、この幹線道路沿いに堂々とこの看板を掲げてしまう思いっきりのよさ。

いやね 足場屋さんですから、車で通り過ぎていく一般の方々に自社をアピ一ルしても、

あまり業績向上にはつながらないかと・・

なのでこの看板は、どなたかがこの素晴らしいフレ一ズを思いついて、それを世間の皆様に

知ってもらいたくて掲げたのではと、推察申し上げます。

これを私がやろうとしたら・・

まず妻娘に ”恥ずかしいからやめて” と猛反対を受け、無理やりやったら向こう一年間は

口をきいてもらえませんな :::ico42:::

そういった難関も乗り越えたのでしょう。

いやあ いいものを見せてもらいました :::ico29:::

 

今日からいよいよ「信州総文祭」が開幕。

今日は「まつもと市民芸術館」で、総合開会式が今頃行われているかと思います。

なんと、秋篠宮殿下も出席されるんですよ。

私はこの前の日曜日に総合リハ一サルを見学することができました。

見学できたのは式典の後行われる ”生徒発表”

これが素晴らしかったんですよ :::ico76:::

合唱にオ一ケストラ演奏、ダンスに踊り、太鼓といったたくさんの演目が、一つのスト一リ一を

柱に組み立てられ、どれ一つとっても素晴らしいの一言。

外国からの参加もあって、これがまた素晴らしい。

”これを無料で見ちゃっていいの ❓ ” という内容でした。

圧巻は最後の締めくくりで歌われた ”第九”  :::ico7:::

年末によく歌われるあのベ一ト一ベンの交響曲です。

ホ一ル全体に圧巻の合唱が響き渡り、鳥肌が立ちました。

いやあ素晴らしかった :::ico165:::

 

感動の余韻に浸りながら会場を後にします。

出口へと向かう階段には、マスコットキャラ ”なび助” がズラリと並んでお見送り :::ico158:::

 

途中で妻が気づきました。

”ひっくり返っている 💡 ”

そうなんです。

こやつらは開演前は階段の下から上ってくる来場者から見える方向(つまり下向き)に並べられて

来場者をお出迎え :::ico158:::

開演後は逆の向きにして来場者をお見送り :::ico158:::

途中でスタッフのみなさんが向きを一斉に直したのでしょう。

こういう細かい演出、いいですねえ :::ico18:::

 

開場出口ドア付近に吊り下げられていた紙人形。

なんでしょうか ❓

松本の伝統民芸品かなあ・・

 

お殿様、お姫様に見送られて会場を後にした時、とんでもない事件が起きました。

「いやあ 第九(だいきゅう)素晴らしかったなあ」 と妻に話しかけた所・・

「はあ :::ico28:::  (だいく) でしょう ふざけてるの ❓  代休じゃないんだから」

ぐわああああ :::ico88:::                           小松 明