昨日の地元紙のニュ一スに、諏訪市の今年度の「ふるさと寄付」の申し出金額が、昨年度の80倍 :::ico17:::
約4億2000万円に達しているとの記事がありました。
「ふるさと寄付」って、言葉だけは聞くのですが、実際にどういうものかよく知りませんでした・・
「ふるさと寄付」は別名「ふるさと納税」ともいいますが、一言で言うと自治体への寄付金のことです。
しかし、ただの寄付ではありません。
全国各地、寄付をした市町村からそこの特産品をお礼としてもらえるのです。
どこの市町村に寄付をするかは自由。また、何ヶ所でも好きなだけ寄付ができます。
それに、寄付をした金額について、所得税と住民税の控除が受けられるため、結果的に本来
その人の住所地の市町村に納めるはずの住民税が「寄付」という形で他の市町村に納付されるわけです。
例えば・・
年収600万円のサラリ一マンAさんが全国任意の5市町村に対して、合計65,000円の寄付をしたとします。
Aさんはそれぞれの市町村から特産品をもらえます。
そして、寄付金があるということで確定申告をします。
その結果、個人差はありますが、所得税が6,400円還付され、住民税は翌年の納付分から56,700円が控除され、
Aさんは実質1,900円の支出(65,000円一6,400円一56,700円)で、全国5市町村の特産品を
もらえるわけです。
ううん・・ そう考えるとかなりお得な気がします :::ico26:::
そして、”80倍” の立役者ともいえるべき諏訪市の ”お礼品” のラインナップは・・
これ、「ふるさとチョイス」というホ一ムペ一ジで確認できるのですが、時計からカメラ、お酒に味噌、温泉宿泊券と
実に魅力的な品々が揃っています :::ico11:::
その中での最高品、150万円以上の寄付でもらえるのがコレ :::ico95:::
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諏訪市に本社のあるセイコ一のダイバ一ズウォッチ
「世界最高の水密性と気密性、そして潜水時計として必要な機能を実現させた技術として、特殊材質や構造、
さらには処理・加工技術などすべてにおいて妥協せず、最高の技術が盛り込まれた、まさにダイバ一ズウォッチの
最高級モデルと呼ぶにふさわしい逸品です」
おお 最高級モデルですか :::ico18:::
しかし、私が気になったのが、3万円以上の寄付でもらえるというこの一品 :::ico95:::
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コマです :::ico7:::
しかしこのコマ、「諏訪地域の精密加工メ一カ一が本気で作ったコマ」 :::ico27:::
安定期には「時が止まっているような」静止走行スタイルで長時間の走行が可能。
一定基準の条件下で6分以上は回り、公式記録は9分54秒というからスゴい 😯
資料画像
「ふるさとチョイス」のホ一ムペ一ジで、 ”男の逸品” として諏訪市の特集がされています。
そう、そこですよね・・
“男の逸品” はいいとして、世の中の奥様方にご理解が得られるか・・
「諏訪市に寄付をしてコマをもらったよ :::ico76::: 」
「はあ ❓ そのコマ何に使うの :::ico28::: 」
“男のロマン” を求めるも、現実は厳しそうです :::ico42::: 小松 明